21世紀に活きる高齢化社会のリーダーとして、私たちは患者様が集い、楽しむ場の提供を行います。
障害を持った患者様への身体機能の回復、動作能力の獲得にむけて様々なリハビリテーション医療を行っています。
日常生活活動(ADL)の向上、寝たきりの防止、家庭復帰を支援します。
理学療法・作業療法・言語聴覚療法それぞれの専門性を持った療法士が、患者様や利用者様の生活基盤を築くよう、
病棟スタッフやデイケアスタッフなどの他部署との連携を行い、チームで目標に向かってアプローチを行います。
当院のリハビリテーションの特徴
チームによる
リハビリテーション
理学療法・作業療法・言語聴覚療法・各病棟スタッフによる医療チームが情報交換し、目標に向けアプローチします。
充実した
リハビリテーション
1日最大6単位のリハビリテーションを実施します。
※診療報酬制度に基づき13単位となる方もおられます。
専門職員により
充実したサポート
専門職員の指導の元、身体機能面、日常生活面の動作指導や練習を行います。
私たちが目指すリハビリテーションとは
当院は(清和会の)理念である『常に地域と共にあり、患者様と共に歩む』に基づいて、患者様のリハビリテーションを支援しています。
当院では専門性をもった理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が、患者様の状態や目標に合わせた治療訓練を行います。
また、患者様の多様な社会的背景に対応するため、医師、療法士、看護師、管理栄養士でカンファレンスを行い的確な関わりや治療訓練を検討します。
私たちは地域のリハビリテーション施設としての役割を担い、地域社会に貢献することを目標にしています。
リハビリテーション部について
私たちは、患者さまの多岐にわたる障がいに対応ため適切な設備と人員を配置しております。
療法士については、院内勉強会の開催、研修会参加の環境充実を目指しております。
これらは、療法技術の向上のみならず、療法士それぞれが刻々と変化するリハビリテーション医療や社会情勢を把握することで、患者さまに責任を持った対応ができる能力を養うことに繋がります。
スタッフ数
理学療法士 6名
作業療法士 5名
言語聴覚士 3名
リハビリ助手 1名
リハビリテーションの時間/頻度
※診療報酬制度に基づき月13単位の方もおられます
リハビリテーション部の取り組み
・病棟訓練
訓練室で行うリハビリテーションだけでなく、実際の生活の場所にある病棟において、日常生活に即した訓練を実施します。
・ご家族指導
退院後の生活に合わせて必要な方は家族指導を行っています。
・家屋訪問
退院後の生活に向けご本人と共に自宅を訪問し、家屋改修や介護用品のレンタルの提案、ご家族様への介助指導などをさせていただきます。
リハビリテーション(部署紹介)
リハビリテーションの中心は患者様です。当院のリハビリテーション部では、理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)の各担当が、
情報を共有し訓練内容や方向性を検討します。患者さまの心身機能の改善や動作能力の獲得を図ることで、患者様らしい生活を再獲得できることを目指しています。



理学療法
理学療法では、病気やけが、高齢、障がいなどによって運動機能が低下した状態にある人に対し、運動機能の維持・改善を目的に物理的療法を組み合わせて治療を行っています。 起きる、座る、立つ、歩くなどの基本的な動作の改善を目標に運動療法と物理療法を行います。運動療法では筋力や関節可動域、バランスの向上を目指します。物理療法では、温熱や電気などを活用して身体の痛みや不快感を和らげ、身体がより動きやすい状態になるよう治療を行います。
関節可動域訓練
肩や足の関節の動く範囲を改善する目的で行います。
筋力強化訓練
転倒予防やバランス感覚の再教育を目的に行います。
歩行練習
退院後の生活環境を想定した屋内・屋外の歩行能力改善を目的に練習を行います。
階段昇降
退院後に段差昇降や階段昇降が必要な方に対して、退院後の段差を想定した練習や実際の階段を使用して行います。筋力強化も兼ねて行います。
バランス訓練
転倒予防やバランス感覚の再教育を目的に行います。
屋外歩行訓練
屋内の平らな道ではなく凹凸や段差、傾斜を実際に想定した訓練を行います。
動作訓練
自宅に退院した際に必要となる動作の練習を行います。(床からの立ち上がり動作など)
作業療法
作業療法では、脳卒中による運動麻痺や高次脳機能障がい、骨折による関節可動域障がいや筋力低下等の障がいをお持ちの方に対して、「その人らしい」生活が送れるように運動機能や認知機能などの回復をはかります。また、退院後の生活をイメージしながら、食事、整容、排泄、入浴の身辺動作再獲得や、家事等の家庭内の役割の再獲得を目標に訓練を行います。
機能訓練
脳卒中による運動麻痺や高次脳機能障がい、骨折による筋力、持久力低下などの機能障害に対して、治療訓練を行います。
ADL訓練
生活をしていく上で必要な(食事・整容・更衣・排泄・入力等)の能力を向上させる訓練や環境調整、介助方法の検討を行います。
言語聴覚療法
言葉を発することや聞くことなど、コミュニケーションに問題をお持ちの方や、高次脳機能障がいをお持ちの方、食べる時に食物の飲み込みに障がいをお持ちの方に対して、評価・訓練・指導・助言など適切なサービスを提供します。さらに、摂食嚥下に問題のある方に対して、他職種との連携を図りながら、専門的な対応を行います。また、ご家族や周囲の方々に対して相談・助言など適切なサービスを提供します。さらに摂食嚥下に問題が有る方々に、他職種との連携を図りながら、専門的な対応を行います。
構音訓練
声が出にくい、呂律が回りにくいなどの症状がある方に対して、言葉を話す時に使う発声発語器官の運動を促し、はっきり話せるように練習を行います。
失語症訓練
「言葉を聴いて理解する」「言葉を話す」「文字を理解する」「文字を書く」などの練習を行い、円滑なコミュニケーションができるように練習します。
高次脳機能訓練
注意障がい、記憶障がい、遂行機能障がいなどに対して作業療法と共同し日常生活がスムーズに行えるよう練習、指導を行います。
嚥下訓練
飲んだり食べたりすることに関わる筋力の強化や実際に食物や水分を用いた練習を行います。咀嚼や飲み込む力の改善を図り、食事形態の調整や食べ方の指導を行います。
リハビリ機器のご紹介について
当院のリハビリテーションでは、下記の治療機器を用いた物理療法や、運動機器を用いたリハビリトレーニングも行っております。
〇物理療法治療・・・温熱・電機などを利用して身体の痛みや不快感を和らげます。
- マイクロ波治療器
- 低周波治療器
- 頚椎牽引治療器
- 腰椎牽治療器
- ホットパック

〇運動機器
- レッグマシーン
- 自転車エルゴメータ
- プーリー運動器

リハビリ関連施設のご紹介
リハビリテーション室
平行棒・治療用ベッド・治療機器・運動機器・言語聴覚室など患者さまの様々なニーズと治療に対応が可能です。

屋上リハビリスペース
屋上スペースでの歩行訓練は、療法士・看護師・ヘルパーと共に青空のもとで楽しく実施していただけます。

通所リハビリ施設(デイケアひまわり)
多くの利用者さまが楽しく・元気にご利用されています。

介護相談窓口(すずらん)
介護に関するお悩みなど、些細なことでもお気軽に相談ください。

デイケアの1日の流れ
- ~09:00
朝のお迎えご自宅から車椅子、そのままでも乗り降りできる専用の送迎者でお迎えに上がります。
体調チェックお越しいただいた方から、専任の看護師が血圧や体温を測定し、体調にお変わりがないか確認します。
入浴スタッフが付き添い安心してお風呂の時間を楽しんでいただけます。
- 12:00~
昼食管理栄養士の献立による作りたての温かい食事を提供いたします。飲み込むことが固難な方に合わせた食形態(お粥·軟飯·刻み食)や塩分·カロリー制限などに対応しています。また、季節ごとに行事食も実施しています。
- 15:00~
おやつ和菓子·洋菓子などの他にアイスクリームなどの季節のおやつも提供しています。また、利用者様と一緒に作る
「手作りおやつ」の日もあります。お送り心身の状態にあわせてご白宅まで安全にお送りいします。送迎範囲外および送迎時間もご相談ください。
Pick Up
リハビリテーション

ご家族様やご利用者様のご要望やご希望をお何いし、在宅での生活を安全に楽しく過ごせるようにリハピリを行ってまいります。専任の理学療法士による運動や言語聴覚士による言語訓練を行っています。
レクリエーション

皆さんで楽しみながら頭や体を使い、認知症子防·体力増強·人との交流を図ります。集団レク·エ作·カラオケ·お誕生会の性に、季節毎の行事なども月毎に行っています。
設備紹介

ADL浴槽

寝台浴槽

車椅子リフト浴槽